[FreeBSD-users-jp 96332] Re: FreeBSD-11.2 の ja_JP.eucJP 環境
内藤 祐一郎
naito.yuichiro @ gmail.com
2018年 10月 13日 (土) 14:44:26 UTC
内藤です。
> 2018/10/13 15:02、Kouichi Hirabayashi <kh @ mogami.com>のメール:
>
> 問題が出ない 11.2-RELEASE FreeBSD 11.2-RELEASE #0 r339218M
> の作成方法を教えていただけないでしょうか。試してみます。
まずは、ダウンロードした iso ファイルが本当に正しいものかどうかを確認してみてください。
ftp サイト上の ISOファイルが置かれているディレクトリに
CHECKSUM.SHA512-FreeBSD-11.2-RELEASE-amd64
というファイルがあるはずです。
その中に iso ファイルの sha512 ハッシュ値が書かれていますので、
FreeBSD-11.2-RELEASE-amd64-disc1.iso の値を調べます。
3a98f0ad7ad4b9cd1e2f73b7cdc39be1e4ee009693d9a54aeb7f537aaee6ef66103c085a9759cd5c95d5b03681aef315436a4d26088e87cfbafa763f3ae71868
と書かれているはずですので、
$ sha512 -c 3a98f0ad7ad4b9cd1e2f73b7cdc39be1e4ee009693d9a54aeb7f537aaee6ef66103c085a9759cd5c95d5b03681aef315436a4d26088e87cfbafa763f3ae71868 FreeBSD-11.2-RELEASE-amd64-disc1.iso
を実行して [ Failed ] が表示されなければ正しいisoファイルということがわかります。
> 私がテストしたのは ftp サイトの FreeBSD/releases/ISO-IMAGES
> から取得した FreeBSD-11.2-RELEASE-amd64-disc1.iso をインス
> トールしたもので、
>
> 11.2-RELEASE FreeBSD 11.2-RELEASE #0 r335510: Fri Jun 22 04:32:14 UTC 2018
>
> です。違いは r335510 ですが、この意味がわかっていなくて、r339218M
> の作り方もわかりません。
r335510 は FreeBSD のソースリポジトリのリビジョン番号です。
FreeBSD のソースは subversion で管理されており、
ビルドした時に使用したソースツリーのリビジョン番号が 335510 だったことを表しています。
これが分かれば subversion から全てのソースが復元可能ですし、
これが異なれば違うソースからビルドしたことが分かります。
#ところで、r339218M ってどこから来たのでしょうか?
#11.2-p4 でも r338981 なので、それより新しい・・・。
#写し間違えとかでしょうか?
> ある特定の文字で問題が起きるということではなくて、同じ ftp サイトに
> 置かれている FreeBSD-10.4-RELEASE-amd64-disc1.iso と前記の
> 11.2-RELEASE FreeBSD 11.2-RELEASE #0 r335510 の両方に最新
> の同じ ports.tar.gz を追加して、xterm と kterm だけが動く状態
> の最低限の ports をインストールし、ja_JP.eucJP 環境 で xterm と
> kterm だけを動かして、これらのウインドウに「Alt-o」などのキー入力
> (Alt修飾のほとんど)をするとか、漢字を copy/paste した場合、
> 11.2 では xterm, ktermのいずれも crush、 10.4 では問題なしとい
> う問題です。
今のところ、再現しているのが平林さんの手元環境のみですので、
一度 memtest86 などを走らせてハードウェアの確認をしてみてはどうでしょうか?
案外、カーネルが変わって使用する物理アドレスが微妙に変わり、
壊れたメモリを参照するようになったということもあるかもしれません。
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内藤 祐一郎
naito.yuichiro @ gmail.com
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