[FreeBSD-users-jp 95860] Re: installer ZFSRootでの起動設定
丸山直昌
maruyama @ ism.ac.jp
2016年 7月 13日 (水) 14:56:37 UTC
野中 様
丸山です。
Wed, 13 Jul 2016 19:05:15 +0900
Naomichi Nonaka <nao at enuenu.org> writes:
>野中です。
>
>何だか話が変な方へ転がっているようで。
>
>10.3Rのインストーラの動作ということであれば、BIOS起動ではBIOS用に
>インストールするし、UEFI起動ならUEFI用にインストールします。
有難うございます。私は「自分がインストーラーの設計者ならこうしたい」とい
う想像に基づいて先の記事を書きましたが、想像ではなく確かな事実をご存知の
方がこうして確認して頂けると、無駄な議論が省けるので助かります。
>切り替えてどちらでもインストールできる構成を作ってはいません。
そうですよね。そんなもの、大して価値ないですから。
(ここからは川口さん向け)
というわけですから、私から川口さんへのお勧めは、
そのHPに10.3インストールメディアを入れて UEFI modeで起動してインストー
ル作業をやる。成功してUEFI modeで FreeBSD10.3が起動できたら、bios mode
のことはきれいさっぱり忘れて、未来永劫そのHPは UEFI modeで使う
です。それで何ら困ることはないはずと思いますし、そのような使い方がこれか
らのトレンドになります。
でもどうしてもそのHPを bios modeで使いたいのであれば、今後そのマシンで
UEFI modeは一切使わない、という決意の上で
dd if=/dev/zero bs=1m count=1000 of=/dev/ada0
みたいにやって disk の内容を破壊してから、bios mode で起動してインストー
ル作業をやれば多分成功します(無保証)。勿論 UEFIでは起動できなくなります。
もうちょっと手間を省いて、今の状態から(disk が ada0 で efi はpartition 1
という仮定で)
gpart delete -i 1 ada0
gpart add -t freebsd-boot -s 40 ada0
gpart bootcode -b /boot/pmbr -p gptzfsboot -i 1 ada0
でできるかな?(無保証)。でもこれで成功しても、それは10.3インストーラーが
想定しているインストール手順ではないです。また、重要な事は、これをやると
UEFIでの起動はできなくなります。
まずは、UEFI で運用するか、 biosで運用するか、腹をくくってください。途中
で切り替える、なんて考えないでください。
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丸山直昌@統計数理研究所
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