[FreeBSD-users-jp 95951] Re: Dual boot on dynabookN51(その3 -- scfb driver)補足
丸山直昌
maruyama @ ism.ac.jp
2016年 8月 18日 (木) 06:42:13 UTC
青木 様
丸山です。
Wed, 17 Aug 2016 18:30:11 +0900
Tomoaki AOKI <junchoon at dec.sakura.ne.jp> writes:
>「これも標準配布物に含めて構成すれば
>より多くの人に使いやすくなるのに」ということの提案も重要と思います。
その通りだと思います。とは言え、そのような提案が説得力を持つためには、
「今の標準配布物では足りない」という説明が重要になるでしょう。
>この点については、「まずは第1段階としてsynaptics単体で動作するもの
>だけでも何とかしよう」としたと考えた方が自然な気がします。
そうかも知れませんね。開発者が持っていたマシンがたまたま synaptics対応だっ
たとか、それだけの事かも知れません。
> ※その場合、ドキュメントにその旨記載が欲しいですよね。
そうなんですよね。「少なくともこれこれのマシンで動いた」という実績がわか
らないと、こっちは調べるのが面倒。
>ただ、下保さんの投稿の方に付けたコメント(参照用のPR)のとおり、
>実際に間違いという可能性(evdevも前提とすべき)もありますね。
>忘れている可能性はあるものの、Koopも件のPRは認識している筈ですが。
そうかも知れません。
>> >FreeBSDの/usr/src/sys/dev/usb/以下をgrepしてもTouchscreenの文字は
>> >引っかからないので、PC-BSDで独自に追加しているのではないかと思います。
>>
>> PC-BSDは基本 FreeBSDであって、 /bin や /sbin の下を入れ替えたりはしてい
>> ません。いじっているのは /usr/local の下と、あとは設定ファイルだけです。
>> この前書きましたが /etc/defaults/rc.conf はいじっているようです。
>> /etc/devd.conf や /etc/devd をいじっても、 /sbin/devd を改変することはやっ
>> ていないはずです。kernel も通常の GENERIC kernelです。
>
>portsについてはその限りでもない(過去、NetBSDのものに移行していた時期も
>あったと記憶しています)かと思います。
ports は違っていると思います。というのは
http://pkg.freebsd.org/freebsd:10:x86:64/release_3/All/
と
http://pkg.cdn.pcbsd.org/10.0-RELEASE/amd64/All/
では package が少し違っていることがあります。dependency が違っていたり、
実際に実行してみると dynamic library がNOT Found とか、時々経験します。
それで私は元祖FreeBSDに置いてある package の方が信用できると思って使って
います。
それに pkg.cdn.pcbsd.org の方は古いアーカイブを保存してくれていないので、
気がつくと、前にあったものがもうない、ということが良く起こります。さらに
ports.txz を置いてくれていないので、面倒です。元祖FreeBSDだと
ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/ports.txz
はあるのですが。
/bin とか /sbin について言うと、私は「違いはない」と思い込んでいましたが、
ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/amd64/10.3-RELEASE/src.txz
と
http://download.pcbsd.org/iso/10.3-RELEASE/edge/amd64/dist/src.txz
を比べてみる必要があるかな?
>> /etc/X11/xorg.conf は、 PC-BSDでは、
>> /usr/local/share/pcbsd/xorg-gui/bin/setupconf.sh が生成していて、ユーザ
>> が勝手に /etc/X11/xorg.conf を改変することは想定していません。ここはかな
>> り古い記述がそのまま残っているのか、或いはPC-BSD設計者の勘違いように思え
>> るのですが、、、。
>
>これを見て何故xorg.confの提供を求められるのがが分かった気がします。
>お仕着せのxorg.confが用意してあってそれをコピーするのでなく、
いやー、実際のところ、お仕着せの xorg.conf を、graphic chip の種類を判断
してコピーするくらいのことしかしていません。 nvidia の場合は、
/boot/loader.confを直すとかいうのも入っています。あと、場合によっては
HorizSync とか VertRefresh の設定を入れるとか、 BusIDを設定する、とかい
うのもありますが、基本的には「お仕着せの xorg.confのコピー」で、touch
screen の設定と祖語が生じるような点はないと思います。
ここは、大昔 X -probonly で xorg.conf のテンプレートを作っていた時代の記
憶に引きずられて、良く考えずにこう書いてしまったのではないかと、私は思っ
ています。
ともかく、この「PC-BSD10.3でのタッチスクリーン」の問題は、少し時間をかけ
ないと解決しない課題、と認識しました。
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丸山直昌@統計数理研究所
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