From nobody Mon Feb 05 13:58:41 2024 X-Original-To: users-jp@mlmmj.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mlmmj.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 4TT7Jr5fVGz59ymr for ; Mon, 5 Feb 2024 13:58:52 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from www121.sakura.ne.jp (www121.sakura.ne.jp [153.125.133.21]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4TT7Jq6W7Yz4217 for ; Mon, 5 Feb 2024 13:58:51 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Authentication-Results: mx1.freebsd.org; none Received: from kalamity.joker.local (123-1-91-49.area1b.commufa.jp [123.1.91.49]) (authenticated bits=0) by www121.sakura.ne.jp (8.17.1/8.17.1/[SAKURA-WEB]/20201212) with ESMTPA id 415Dwfn7033411; Mon, 5 Feb 2024 22:58:42 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Mon, 5 Feb 2024 22:58:41 +0900 From: Tomoaki AOKI To: Yoshihiro Hanahara Cc: *** , users-jp@freebsd.org Subject: Re: ffmpeg Message-Id: <20240205225841.abe7644fa6a98396d25aa299@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: <20240205204716.1102.83D51AB2@meiko.co.jp> References: <1646577152.1285338.1707009019539.JavaMail.yahoo.ref@mail.yahoo.co.jp> <1646577152.1285338.1707009019539.JavaMail.yahoo@mail.yahoo.co.jp> <20240205204716.1102.83D51AB2@meiko.co.jp> Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.7.0 (GTK+ 2.24.33; amd64-portbld-freebsd14.0) List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Archive: https://lists.freebsd.org/archives/freebsd-users-jp List-Help: List-Post: List-Subscribe: List-Unsubscribe: Sender: owner-freebsd-users-jp@freebsd.org X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Rspamd-Queue-Id: 4TT7Jq6W7Yz4217 X-Spamd-Bar: ---- X-Rspamd-Pre-Result: action=no action; module=replies; Message is reply to one we originated X-Spamd-Result: default: False [-4.00 / 15.00]; REPLY(-4.00)[]; ASN(0.00)[asn:7684, ipnet:153.125.128.0/18, country:JP] 青木@名古屋です。 ちょっと気になって追いかけてみたところ、FreeBSDのレポジトリが Subversion(svn)で管理されていた当時のr555166(現状のgitでは commit b843dec4e756ece61bc80c6335d20f24e1b362d7というハッシュが 付いています[1])で有効にされていますね。 Bug 223974 [2]で 2017年11月に提案されてから3年越し、  ・ffmpegでデフォルトにするにはバイナリパッケージが提供できて   いるのが前提  ・lameはrestrictedだからバイナリパッケージで提供できない。   だから駄目  ・restricted外れたよ(ここで既に2020年11月)  ・遅くなっても無いよりマシだからやろうか。  ・デフォルトに変更 という流れだったようですね。 私の環境でもffmpeg自体は基本他からの依存物として入っているの ですが、`lame --help`でヘルプの表示はできています。 # 現状、全てportsからビルドしていますので、状況が違う可能性は # ありますが。 ひとつ`pkg install ffmpeg`でffmpegをインストールしたのにlameが 使えない(ように見える)状況として、  ・vty(コンソール)上でインストール作業をして、直後にそのまま   lameの起動を試みた。  ・X上のターミナルでインストールして、同じ又はインストール前から   既に起動しているターミナルからlameを起動しようとした のいずれかということはないですか? GUIのアプリケーションだとデスクトップ環境で*.desktopの情報を定期的に 探っていてメニューに追加され、これで起動できたりすることもあるので 忘れがちですが、何らかのシェルから起動するCUIのアプリケーションだと 使っているシェルが実行形式のファイルの存在を認識している必要があり、 いちいちpathを辿って検索していてはあるのが分かっているものの起動が 遅くなるので多くのシェルはpathにある実行可能な属性のファイルの情報を 【そのシェル自体の起動時点で】キャッシュしているので、その後の情報が 反映されないんです。 この場合、あらゆるシェルで同じコマンドとは限りませんが、多くの場合 `rehash`コマンドでこのキャッシュ情報を更新しますので、これを実行した 後から使えるようになります。 あるいは、特に余計な設定をせずpkgでインストールした場合、lameの 実行形式のファイルは/usr/local/bin/lameとしてインストールされて いる筈なので、これをフルパスで起動してやるかですね。 あとは、Xの場合インストール後に起動したターミナル、vtyの場合例えば vty1で作業していてvty2ではログインしていなかったならvty2に切り替えて ログインしてやれば反応するかと。 蛇足ですが、今回どこでlameがデフォルトになったかを追いかけた方法を ご参考まで記載すると、 ブラウザでhttps://cgit.freebsd.org/に接続し、 portsをクリックし、 mainをクリックし、 treeをクリックし、 multimediaをクリックし、 ffmpegをクリックし、 logをクリックし、 最新のもの(履歴の一番上)のハッシュをクリックし、 a/multimedia/ffmpeg/Makefileをクリックし、 blameをクリックし、 OPTIONS_DEFAULT=のブロックの中でLAMEが記載されている行を含む ブロック左端のハッシュをクリックして表示される「-」で始まる 行にLAMEが含まれていたら再度そのページのa/multimedia/ffmpeg/Makefileを クリックし... というのを延々と繰り返して「-」の行からLAMEが消えたのがアタリ という非常に泥臭い作業です。 これでリビジョンが特定できたら そのページ内の「Diffstat」の行より前に「PR:」の行か「Differential Revision:」の行があれば、そのリンク先に経緯の情報があります。 ご参考まで。 この方法ならpkgでしか入れないからgitなんて入れて ないよ、という場合でも追跡可能です。 [1] https://cgit.freebsd.org/ports/commit/multimedia/ffmpeg/Makefile?id=b843dec4e756ece61bc80c6335d20f24e1b362d7 [2] https://bugs.freebsd.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=223974 On Mon, 05 Feb 2024 20:47:16 +0900 Yoshihiro Hanahara wrote: > 花原です。 > > あんまり気にしたことはなかったのですが、ffmpegで LAMEがデフォルトでONになっ > たのは、'2021Q1' ブランチ頃からのようです。 > Portsツリーは、Gitでとってきてます。 > > # cd /usr/ports > # git diff remotes/origin/2020Q4 remotes/origin/2021Q1 -- multimedia/ffmpeg/Makefile > ... > ... > OPTIONS_DEFAULT= AOM ASM ASS DAV1D DRM FONTCONFIG FREETYPE FREI0R GMP GNUTLS ICONV \ > - LIBXML2 OPENCV OPTIMIZED_CFLAGS OPUS RTCPU THEORA V4L VAAPI VDPAU \ > - VORBIS VPX X264 X265 XCB XVID > + LAME LIBXML2 OPENCV OPTIMIZED_CFLAGS OPUS RTCPU THEORA V4L VAAPI \ > + VDPAU VORBIS VPX X264 X265 XCB XVID > ... > ... > > 「mp3 特許」で検索すると、いろいろでてきます。2017年4月頃にライセンスプログラムが終了したとのことです。 > > MP3は本当に「死んだ」のか? 特許権消滅が意味するもの - ITmedia NEWS > https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/29/news109.html > > MP3の特許を持つTechnicolorの特許権が消滅 - GIGAZINE > https://gigazine.net/news/20170502-mp3-licensing-program-finished/ > > ffmpegは、積極的にインストールしたというより、気が付いたらインストールされ > ていた...というような使い方しかしていません :-) > > > On Sun, 4 Feb 2024 10:10:19 +0900 (JST) > *** wrote: > > > pkg install ffmpeg > > これでインストールしても、lameは使えませんでしたよね。 > > 下のコマンドの結果が気になっています。 > > 節分が終わったから心境の変化で使えるようになったのですか。 > > ライセンスがとかの問題がなかったのかなという気分。 > > もう気にしなくてよくなったのですか。 > > > > pkg info ffmpeg | grep LAME > > LAME : on > > TWOLAME : off > > -- > Yoshihiro Hanahara -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI]