From nobody Thu Jul 20 09:26:29 2023 X-Original-To: users-jp@mlmmj.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mlmmj.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 4R66l133C2z4dPjj for ; Thu, 20 Jul 2023 09:26:37 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Received: from www121.sakura.ne.jp (www121.sakura.ne.jp [153.125.133.21]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256) (Client did not present a certificate) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4R66ky6z9Vz43tH for ; Thu, 20 Jul 2023 09:26:34 +0000 (UTC) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Authentication-Results: mx1.freebsd.org; dkim=none; spf=none (mx1.freebsd.org: domain of junchoon@dec.sakura.ne.jp has no SPF policy when checking 153.125.133.21) smtp.mailfrom=junchoon@dec.sakura.ne.jp; dmarc=none Received: from kalamity.joker.local (123-1-88-210.area1b.commufa.jp [123.1.88.210]) (authenticated bits=0) by www121.sakura.ne.jp (8.16.1/8.16.1/[SAKURA-WEB]/20201212) with ESMTPA id 36K9QTdk039034 for ; Thu, 20 Jul 2023 18:26:29 +0900 (JST) (envelope-from junchoon@dec.sakura.ne.jp) Date: Thu, 20 Jul 2023 18:26:29 +0900 From: Tomoaki AOKI To: users-jp@freebsd.org Subject: Re: UFS =?UTF-8?B?44OV44Kh44Kk44Or44K344K544OG44Og44Gr44GZ44KL?= =?UTF-8?B?44Go44Kv44Op44OD44K344Ol77yf?= Message-Id: <20230720182629.6eb3b69df73d1f788c50d15f@dec.sakura.ne.jp> In-Reply-To: References: <20230720014942.63a4834e@nowhere.oikumene.ukehi.net> <20230720065639.82fbf9d573821ba34ec0707a@dec.sakura.ne.jp> <20230720070933.a5898a37a70c7f1c895f141a@dec.sakura.ne.jp> Organization: Junchoon corps X-Mailer: Sylpheed 3.7.0 (GTK+ 2.24.33; amd64-portbld-freebsd13.2) List-Id: Discussion relevant to FreeBSD communities in Japan List-Archive: https://lists.freebsd.org/archives/freebsd-users-jp List-Help: List-Post: List-Subscribe: List-Unsubscribe: Sender: owner-freebsd-users-jp@freebsd.org X-BeenThere: freebsd-users-jp@freebsd.org Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Spamd-Result: default: False [0.22 / 15.00]; SUBJ_ALL_CAPS(1.65)[22]; AUTH_NA(1.00)[]; NEURAL_HAM_SHORT(-1.00)[-0.997]; NEURAL_HAM_MEDIUM(-0.97)[-0.971]; NEURAL_HAM_LONG(-0.86)[-0.864]; MV_CASE(0.50)[]; MIME_GOOD(-0.10)[text/plain]; R_SPF_NA(0.00)[no SPF record]; RCVD_COUNT_TWO(0.00)[2]; FROM_EQ_ENVFROM(0.00)[]; MIME_TRACE(0.00)[0:+]; MLMMJ_DEST(0.00)[users-jp@freebsd.org]; R_DKIM_NA(0.00)[]; RCVD_TLS_LAST(0.00)[]; DMARC_NA(0.00)[sakura.ne.jp]; HAS_ORG_HEADER(0.00)[]; FROM_HAS_DN(0.00)[]; ARC_NA(0.00)[]; RCVD_VIA_SMTP_AUTH(0.00)[]; ASN(0.00)[asn:7684, ipnet:153.125.128.0/18, country:JP]; TO_MATCH_ENVRCPT_ALL(0.00)[]; TO_DN_NONE(0.00)[]; PREVIOUSLY_DELIVERED(0.00)[users-jp@freebsd.org]; RCPT_COUNT_ONE(0.00)[1]; MID_RHS_MATCH_FROM(0.00)[] X-Rspamd-Queue-Id: 4R66ky6z9Vz43tH X-Spamd-Bar: / 青木@名古屋です。 この問題の(P-core+E-coreでの)対策はmainブランチでは  https://cgit.freebsd.org/src/commit/sys/amd64/amd64/pmap.c?id=cde70e312c3fde5b37a29be1dacb7fde9a45b94a 及び  https://cgit.freebsd.org/src/commit/sys/amd64/amd64/pmap.c?id=a2c08eba43a2c0ebeac7117f708fb9392022a300 で、これらは今年1/20にstable/13ブランチにMFCされていました。 これはreleng/13.2ブランチが作られる前なので、13.2-Releaseにも 入っています。 従って、対象のCPUかどうかの検出がE-coreだけのN100では機能 していないということかと思います。 mainブランチでもその あたりが修正された気配は見当たりません。 これらの修正内容を見ていて気づいたのですが、ご案内したMLの 投稿とは違い、vm.pmap.pcid_invlpg_workaroundというTunableを 追加してこれを使うようになっているようです。 /boot/loader.confで vm.pmap.pcid_enabled=1の代わりに vm.pmap.pcid_invlpg_workaround=1 としても正常動作するでしょうか? なお、バグレポートは、通常なら  https://www.freebsd.org/support/bugreports/ から報告するのですが、英語でのやりとりが必須で、開発者から パッチが提供された際に適用してテストすることも求められます。 このあたりの対応に支障がなければ記録の残るこの方法がお薦め です。  ※これは古くからあったsend-prの後継で、他にPhablicatorや   githubでのPullRequestも使われていますが、Phablicatorや   PullRequestは自分で修正した(つもりの)コードが手許にある   のが前提ですので、我々非開発者が起案するには向きません。 あとは開発者の多くが購読している英語版のMLのどれかに投稿して 救いを求める方法で、今回の場合、freebsd-stable,freebsd-current 及びfreebsd-hackersのどれかが候補になるかと思います。 On Thu, 20 Jul 2023 08:17:18 +0900 Yoshito Takeuchi wrote: > お世話になります竹内です。 > > 朝生 様 > 小野寛生 様 > > コメントありがとうございます。 > このミニpcは先日のアマゾンのプライムデーで入手し、 Windows 11 pro > がプリインストールされているので最初の数日はWindows 11 pro がどの程度の使い心地か試してみました。 > その時特に問題は無く動作していましたのでハードウェアの不具合は考えていませんでした。今後の糧とさせていただきます。 > ありがとうございました。 > > 青木@名古屋 様 > > ご指摘頂いた値が何をするものなのか理解しておりませんが、 > /boot/loader.confに設定をしてリブートした結果、問題が解消したようです。 > (現在テスト中ですが特に問題ありません) > ご教示いただいたURLや関連をじっくりと読んでみたいと思います。 > ご教示、本当にありがとうございました。 > 出来れば本件のトラブル(バグ?)をFreeBSD開発側に報告したいと思うのですが私の技量では難しそうに感じています。すみません。 > 取り急ぎ御礼まで。 > > 2023年7月20日(木) 8:03 Tomoaki AOKI : > > > > 青木@名古屋です。 > > > > 補足です。 > > vm.pmap.pcid_enabledはTunableなので、設定は/boot/loader.conf > > 又はloaderのプロンプトから(kernelに制御が移る前)しかできません。 > > 参照だけなら起動後も可能です。 > > 起動後に変更すようとすると > > > > # sysctl vm.pmap.pcid_enabled=0 > > sysctl: oid 'vm.pmap.pcid_enabled' is a read only tunable > > sysctl: Tunable values are set in /boot/loader.conf > > > > のように拒否されます。 > > > > > > On Thu, 20 Jul 2023 06:56:39 +0900 > > Tomoaki AOKI wrote: > > > > > 青木@名古屋です。 > > > > > > `sysctl vm.pmap.pcid_enabled`の値はどうなっていますか? > > > もしこれが1でしたら、0にしたら治る可能性があります。 > > > > > > 私の環境はCoffeeLakeで世代が古いので1でも問題ないのですが、 > > > 以前、freebsd-current MLでこんな話が出ていました。 > > > > > >  https://lists.freebsd.org/archives/freebsd-current/2022-February/001589.html > > > > > > この頃トラブルの報告があったのはP-coreのある仕様のものばかりで > > > 今回のようにE-coreだけ(の筈)のケースでは当てはまらない可能性も > > > ありますが、AlderLake以降のIntel CPU全般の設計上の問題だと影響する > > > 可能性が否定できず、FreeBSD側での対応(確かmainには入っていると > > > 思いますが、MFCされているかどうか記憶にありません)が「P-coreと > > > E-coreが両方あるかどうか」で判別していると、実際には対処が必要な > > > E-coreだけのケースが無視されてしまう可能性がありますので。 > > > > > > > > > On Thu, 20 Jul 2023 01:49:42 +0900 > > > Hiroo Ono wrote: > > > > > > > 小野寛生です。 > > > > > > > > On Wed, 19 Jul 2023 18:46:27 +0900 > > > > ASOU Masato wrote: > > > > > > > > > はじめまして。朝生と申します。 > > > > > > > > > > 2023年7月19日(水) 12:35 Yoshito Takeuchi : > > > > > > さて、最新の 13.2 を USBメモリに入れてインストールをしたのですが > > > > > > ファイルシステムをUFSにすると、インストール後 > > > > > > portsnap fetch extract > > > > > > などの書き込みをするとシステムがクラッシュします。 ZFS > > > > > > では動作しているようです。インストールにおいてファイルシステム以外は同じにしているつもりです。 > > > > > > パーティション切りは auto でやっています。 > > > > > > > > > ということで、ソフトウェアの問題ではなくハードウェアの問題ではないかと推測します。 > > > > > > > > > > とりあえず、MemTest86 https://www.memtest86.com などで memory > > > > > の動作確認をしてみてはいかがでしょうか?また、USB HDD or SDD > > > > > などがあれば、そちらにインストールしてみてはいかがでしょうか? -- > > > > > > > > ハードウェアエラーの場合、ZFSで一見動いているようでも、実はエラーが出て > > > > いるのに ZFS が頑張って動いてしまっているという可能性もあります。 > > > > > > > > zpool status を実行すると次のような出力が出てきますが、READ, WRITE, > > > > CKSUM のあたりの数値が 0 以外になっている(エラーが出ている)ということ > > > > はないでしょうか。 > > > > > > > > pool: samd > > > > state: ONLINE > > > > scan: scrub repaired 0B in 03:11:56 with 0 errors on Sat Jul 15 > > > > 08:25:13 2023 config: > > > > > > > > NAME STATE READ WRITE CKSUM > > > > samd ONLINE 0 0 0 > > > > raidz2-0 ONLINE 0 0 0 > > > > diskid/DISK-46GHK3K2FSDAp2 ONLINE 0 0 0 > > > > diskid/DISK-46H3K5FLFSDAp2 ONLINE 0 0 0 > > > > diskid/DISK-25S4K243FSDAp2 ONLINE 0 0 0 > > > > diskid/DISK-25S6K38UFSDAp2 ONLINE 0 0 0 > > > > logs > > > > mirror-1 ONLINE 0 0 0 > > > > da0p2 ONLINE 0 0 0 > > > > ada2p2 ONLINE 0 0 0 > > > > > > > > errors: No known data errors > > > > > > > > > > > > > > > > > > > > > -- > > > 青木 知明 [Tomoaki AOKI] > > > > > > > > > -- > > 青木 知明 [Tomoaki AOKI] > > > -- 青木 知明 [Tomoaki AOKI]