From nobody Wed Jan 26 17:28:15 2022 X-Original-To: dev-commits-doc-all@mlmmj.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mlmmj.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id A2EE2198EB2B for ; Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from mxrelay.nyi.freebsd.org (mxrelay.nyi.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:3]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256 client-signature RSA-PSS (4096 bits) client-digest SHA256) (Client CN "mxrelay.nyi.freebsd.org", Issuer "R3" (verified OK)) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4JkVzz474Rz4n9v; Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1643218095; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; bh=HoES8vnobM+DTFrB1cORvwtSxbytdUP2CUxjR4lOGoI=; b=K56b5WaNjfNgZT2uyM/iGerihX3/vPzMEdVaJOxrP9f9ryxEpW4lVb6eVNXAhvrDGynSMp DdpSl7ArZzNHdTTHW7M0HxjoeJURSyltp122U3Kg4dKBuWr5woST5SSo7x7dFOEwwbluj5 lXvZYAb6581sqSKnImYo3ljkoXv2rfpdQbBQzUMTyy0pCz1MLxuW5KsDYMmsclS99VqnZL aLRGTUmQ13rrJkEYbitKCJg1yUNbHmp7HhL0rdKXJB+eWwREENNsvYUJHJhsjJ6mFh71fN PZY0/WWoMQUwE/bZBim3vuFLsSuC8fmSj7O62cbrYA3dMED1WqeS35AYf8EF3w== Received: from gitrepo.freebsd.org (gitrepo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:5]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256) (Client did not present a certificate) by mxrelay.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 65F3226675; Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from gitrepo.freebsd.org ([127.0.1.44]) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1) with ESMTP id 20QHSFYv051422; Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 GMT (envelope-from git@gitrepo.freebsd.org) Received: (from git@localhost) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1/Submit) id 20QHSFop051420; Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 GMT (envelope-from git) Date: Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 GMT Message-Id: <202201261728.20QHSFop051420@gitrepo.freebsd.org> To: doc-committers@FreeBSD.org, dev-commits-doc-all@FreeBSD.org From: Ryusuke SUZUKI Subject: git: 3ff342db24 - main - ja/handbook: Upadate install section List-Id: Commit messages for all branches of the doc repository List-Archive: https://lists.freebsd.org/archives/dev-commits-doc-all List-Help: List-Post: List-Subscribe: List-Unsubscribe: Sender: owner-dev-commits-doc-all@freebsd.org X-BeenThere: dev-commits-doc-all@freebsd.org MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=utf-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Git-Committer: ryusuke X-Git-Repository: doc X-Git-Refname: refs/heads/main X-Git-Reftype: branch X-Git-Commit: 3ff342db24a0b9dab01a05fd265ec2c1c19326d6 Auto-Submitted: auto-generated ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1643218095; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; 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FreeBSD をインストールする場所の決定 -+ ++ インストールするオペレーティングシステムが FreeBSD のみであれば、 このステップは飛ばすことができます。 しかし、ディスクに FreeBSD と 他のオペレーティングシステムを共存させる必要がある場合には、FreeBSD が利用するディスクおよびパーティションを決める必要があります。 -+ ++ i386 および amd64 アーキテクチャでは、 二つのパーティションスキームのどちらかを使って、 ハードディスクを複数の塊に分割することができます。 伝統的な _Master Boot Record_ (MBR) では、 ディスク 1 台あたり最大 4 つの _プライマリパーティション_ をパーティションテーブルに持つことができます 歴史的な理由により、FreeBSD では、これらのパーティションのことを _スライス_ と呼びます。 プライマリパーティションの 1 つに、 複数の _論理パーティション_ を含む _拡張パーティション_ を作成できます。 _GUID Partition Table_ (GPT) は、 ディスクをパーティションに分ける簡単で新しい方法です。 一般的な GPT の実装では、 1 つのディスクに 128 個までのパーティションの作成が可能であり、 論理パーティションは必要ありません。 -+ ++ FreeBSD のブートローダは、プライマリまたは GPT パーティションのどちらかを必要とします。 ディスク上のプライマリ、もしくは GPT パーティションがすべて使われているのであれば、 そのひとつを FreeBSD のために開放してください。 ディスクにあるデータを消去せずにパーティションを作成するには、 パーティションサイズを変更するツールを使って今あるパーティションのサイズを小さくし、 空いたスペースに新しいパーティションを作成してください。 -+ -パーティションサイズを変更するフリーや商用のツールは、 link:http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software[http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software] にまとめられています。 GParted Live (link:http://gparted.sourceforge.net/livecd.php[http://gparted.sourceforge.net/livecd.php]) は、GParted パーティションエディタを含む完全なライブ CD です。 多くの Linux Live CD ディストリビューションでも GParted を利用できます。 ++ +パーティションサイズを変更するフリーや商用のツールは、 link:http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software[http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software] にまとめられています。 +GParted Live (link:https://gparted.org/livecd.php[https://gparted.org/livecd.php]) は、GParted パーティションエディタを含む完全なライブ CD です。 多くの Linux Live CD ディストリビューションでも GParted を利用できます。 + [WARNING] ==== ディスクパーティションを縮小するユーティリティは、 適切に用いるとパーティション用の空き容量を新しく安全に作成できます。 すでにあるパーティションを間違って選択してしまう可能性があるので、 ディスクのパーティションを変更する前に、 必ず重要なデータのバックアップをとり、 バックアップが正しくとれていることを検証してください。 ==== -+ ++ ディスクパーティションごとに異なるオペレーティングシステムをインストールすることで、 一つのコンピュータに複数のオペレーティングシステムをインストールできます。 crossref:virtualization[virtualization,仮想化技術] を用いると、ディスクパーティションを変更することなく、 複数のオペレーティングシステムを同時に起動できます。 . ネットワーク情報の収集 -+ ++ FreeBSD のインストール方法によっては、ネットワークに接続し、 インストールファイルをダウンロードする必要があります。 インストールする方法に関わらず、インストール後に、 インストーラはシステムのネットワークインタフェースの設定をする機会を提供します。 -+ ++ ネットワークに DHCP サーバがあると、 自動的にネットワークの設定情報を取得できます。 DHCP を利用できない環境では、 システムの以下のネットワーク情報について、 システム管理者かプロバイダにネットワーク情報を問い合わせる必要があります。 .. IP アドレス .. サブネットマスク @@ -151,8 +155,8 @@ FreeBSD のインストール方法によっては、ネットワークに接続 . FreeBSD Errata の確認 + -FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、 時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、 発生したバグがインストールプロセスに影響を与えることがあります。 これらの問題は発見され解決されると、 FreeBSD のウェブサイトの FreeBSD Errata (link:https://www.FreeBSD.org/releases/{rel121-current}R/errata/[https://www.freebsd.org/releases/{rel121-current}R/errata/]) に記載されます。 インストールに影響するような既知の問題が無いことを、 インストールする前に Errata で確認してください。 -+ +FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、 時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、 発生したバグがインストールプロセスに影響を与えることがあります。 これらの問題は発見され解決されると、 FreeBSD のウェブサイトの FreeBSD Errata (link:https://www.FreeBSD.org/releases/{rel130-current}R/errata/[https://www.freebsd.org/releases/{rel130-current}R/errata/]) に記載されます。 インストールに影響するような既知の問題が無いことを、 インストールする前に Errata で確認してください。 ++ すべてのリリースに関する情報や Errata は、FreeBSD のウェブサイトの リリース情報の項 (link:https://www.FreeBSD.org/ja/releases/[https://www.freebsd.org/ja/releases/]) で確認できます。 [[bsdinstall-installation-media]] @@ -160,7 +164,7 @@ FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安 FreeBSD のインストーラは、 他のオペレーティングシステムで実行できるようなプログラムではありません。 そのかわり、FreeBSD インストールファイルをダウンロードしたら、 ファイルタイプやサイズに合わせてメディア (CD, DVD または USB) に焼いてください。そして、挿入したメディアからインストールするように、 システムを起動してください。 -FreeBSD のインストールファイルは link:https://www.FreeBSD.org/ja/where/#download[www.freebsd.org/ja/where/#download] から入手できます。 各インストールファイルの名前は、FreeBSD のリリースバージョンおよびアーキテクチャ、ファイルタイプからなります。 たとえば、amd64 システムに DVD から FreeBSD 12.1 をインストールするには、 [.filename]##FreeBSD-12.1-RELEASE-amd64-dvd1.iso## をダウンロードして、ファイルを DVD に焼き、DVD を挿入してからシステムを起動してください。 +FreeBSD のインストールファイルは link:https://www.FreeBSD.org/ja/where/#download[www.freebsd.org/ja/where/#download] から入手できます。 各インストールファイルの名前は、FreeBSD のリリースバージョンおよびアーキテクチャ、ファイルタイプからなります。 たとえば、amd64 システムに DVD から FreeBSD 13.0 をインストールするには、 [.filename]##FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-dvd1.iso## をダウンロードして、ファイルを DVD に焼き、DVD を挿入してからシステムを起動してください。 インストールファイルは、さまざまな形式で用意されています。 用意されているフォーマットは、 コンピュータのアーキテクチャやメディアのタイプによって異なります。 @@ -200,7 +204,7 @@ UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) で起動するコンピュータ + [source,shell] .... -# dd if=FreeBSD-12.1-RELEASE-amd64-memstick.img of=/dev/da0 bs=1M conv=sync +# dd if=FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-memstick.img of=/dev/da0 bs=1M conv=sync .... + もし上記のコマンドに失敗するようでしたら、USB スティックがマウントされていないことや、デバイス名がディスクに対してのものであり、パーティションではないことを確認してください。