From nobody Mon Jan 24 14:44:36 2022 X-Original-To: dev-commits-doc-all@mlmmj.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mlmmj.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id C57561978938 for ; Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from mxrelay.nyi.freebsd.org (mxrelay.nyi.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:3]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256 client-signature RSA-PSS (4096 bits) client-digest SHA256) (Client CN "mxrelay.nyi.freebsd.org", Issuer "R3" (verified OK)) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4JjCS45CVvz3jDX; Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1643035476; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; bh=+GVB2OcSxSE7VvqynXLZJtND0wCHqIV88qJhGErCuZQ=; b=KDWVxE1CyU99GwRgcy0PZDexXlT1UMGM4WnReUGUuuNBvVro2OZim8G/3zVbklucZ4Ints cag8OUK0oYSXBabBbbjsef+vrmTCMIcQMrze2t3MjcP/8GDbSTaPgfUfHL0Kg9kcWRLFbI nQiWh2TVY7a58GTH/9nrVMfJkCGaLJwSNJ5EHpyl/+HsiVdALm88LLrqIhj8/1VNJTu0uz TdVzKqjKvJ9rnNb1Oh63lpbWFlBVgdNU9ecnflZEG+sqWu4LK/AfHqvSoMTnRFPq/+st9K BIkWIaTvgKujn5QiwMqgYjNk/MAiouOJhw0RNGdJcnlH5Sf3Sqao8kHgg0P9MA== Received: from gitrepo.freebsd.org (gitrepo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:5]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256) (Client did not present a certificate) by mxrelay.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 92BAB17F3A; Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from gitrepo.freebsd.org ([127.0.1.44]) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1) with ESMTP id 20OEiaBD073551; Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 GMT (envelope-from git@gitrepo.freebsd.org) Received: (from git@localhost) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1/Submit) id 20OEian9073550; Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 GMT (envelope-from git) Date: Mon, 24 Jan 2022 14:44:36 GMT Message-Id: <202201241444.20OEian9073550@gitrepo.freebsd.org> To: doc-committers@FreeBSD.org, dev-commits-doc-all@FreeBSD.org From: Ryusuke SUZUKI Subject: git: c68102f9fe - main - ja/handbook: Upadate introduction chapter List-Id: Commit messages for all branches of the doc repository List-Archive: https://lists.freebsd.org/archives/dev-commits-doc-all List-Help: List-Post: List-Subscribe: List-Unsubscribe: Sender: owner-dev-commits-doc-all@freebsd.org X-BeenThere: dev-commits-doc-all@freebsd.org MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=utf-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Git-Committer: ryusuke X-Git-Repository: doc X-Git-Refname: refs/heads/main X-Git-Reftype: branch X-Git-Commit: c68102f9fe5c2cf5f8d22ead74ab27d4254f72de Auto-Submitted: auto-generated ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1643035476; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; bh=+GVB2OcSxSE7VvqynXLZJtND0wCHqIV88qJhGErCuZQ=; b=k/GZJWDQUpgF5NUibuhze1FNuvG91AVVSU8Yk5nNwcVBcRKdcqh9ZBZgouM49Xw7TyGzMR ZxDlfJyjgnfIfcTfwpcVG/wXZe6ll0c0V1Pd622xQM/+QrpHAmaa7kBu1D6q7WFsJPhG0m A+EYY8YjXqx9aD83yh4ay2hgPvAs3+i4VWReySVRM9L/FjEG7U8VjFPPLiDIBgmRcj1rJm xYHIihBUZ4BKz7hVQxA4r2U9CmME4/1T4lposF9wGQfDk/wAWzEVll+mgTPBlxqR2NqagE eJ57sqHhEVNvmrDymq/Tmvq0Z6DnIqsWA7gHGA8nhWYXp5ne1ufCIepmX3dbzw== ARC-Seal: i=1; s=dkim; d=freebsd.org; t=1643035476; a=rsa-sha256; cv=none; b=t8XcUAV6wOiTeRcsZce9jrLMW9cnAPAJIAeajpAxnMLjt/5yPAiI4KvKqu9TTayxpRxjdx KMr1BPVdnD2hCeRGO3NyGhuinMk2CEifOJN5KgOjfoSc1WKyyZLpat7LO1AvDcd3szi0KC bYwPdtjmLoJ9qn6ilH7CMR0y3cJfGIQLVtpv+xP4wB0QIARyero3r+OkZIV08+JNhqbar1 lgCd+Crhhnr32L/jQhC4cUFCyTNWUKgbUDYCczuOpvihbKkReqysIoh69/ZHBf3c4RTYDm av+TjRp4TVNpWJKsz4pHFy0Sps6E8n23nIKp6lgb//lsxiVf+BHHSbdA+lATYQ== ARC-Authentication-Results: i=1; mx1.freebsd.org; none X-ThisMailContainsUnwantedMimeParts: N The branch main has been updated by ryusuke: URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=c68102f9fe5c2cf5f8d22ead74ab27d4254f72de commit c68102f9fe5c2cf5f8d22ead74ab27d4254f72de Author: Ryusuke SUZUKI AuthorDate: 2022-01-24 14:43:28 +0000 Commit: Ryusuke SUZUKI CommitDate: 2022-01-24 14:43:28 +0000 ja/handbook: Upadate introduction chapter 3ae8c2115a -> e4831417a6 --- .../ja/books/handbook/introduction/_index.adoc | 49 +++++++++++++++------- 1 file changed, 35 insertions(+), 14 deletions(-) diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/introduction/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/introduction/_index.adoc index 1787ddeb84..5537001244 100644 --- a/documentation/content/ja/books/handbook/introduction/_index.adoc +++ b/documentation/content/ja/books/handbook/introduction/_index.adoc @@ -97,7 +97,8 @@ FreeBSD のソースコードは自由に提供されているので、 シス * _教育:_ あなたは、計算機科学または関連分野の工学を専攻する学生さんですか? オペレーティングシステムやコンピュータアーキテクチャ、 ネットワークについて学習するなら、 実際に FreeBSD のソースコードを読んで、 それがどのように動作するのかを学ぶのが一番よい方法です。 また、無料で利用できる CAD や数学、 グラフィックデザインのパッケージがいくつもあるので、 コンピュータに関わる主要な目的が、 _他_のことをすることにある方にも、 大いに役立ちます。 * _研究:_ システム全体のソースコードが利用できるため、 FreeBSD はオペレーティングシステムの研究だけでなく、 計算機科学の他の部門においても優れたプラットフォームです。 自由に利用できる FreeBSD の特長は、オープンフォーラムで 議論される特別なライセンスの同意や制限について心配することなく、 離れたグループでもアイディアや開発の共有による共同研究を可能にします。 * _ネットワーキング:_ 新しいルータが必要? ネームサーバ (DNS) は? 内部のネットワークを人々から守るファイアウォールは? FreeBSD はすみに眠っている使われていない PC を簡単に 洗練されたパケットフィルタリング機能を持つ高級なルータに 変えることができます。 -* _組み込み:_ FreeBSD は、 組み込みシステムを構築する優れたプラットフォームとなります。 ARM(R), MIPS(R) および PowerPC(R) プラットフォームへのサポートとともに、 強固なネットワークスタック、最新の機能および 寛容なextref:{faq}[BSD ライセンス, bsd-license-restrictions] により、 FreeBSD は、組み込みルータ、 ファイアウォールおよび他のデバイスを構築する優れた基盤となります。 +* _組み込み:_ FreeBSD は、 組み込みシステムを構築する優れたプラットフォームとなります。 +ARM(R), MIPS(R) および PowerPC(R) プラットフォームへのサポートとともに、強固なネットワークスタック、最新の機能および 寛容なextref:{faq}[BSD ライセンス, bsd-license-restrictions] により、FreeBSD は、組み込みルータ、ファイアウォールおよび他のデバイスを構築する優れた基盤となります。 * _デスクトップ:_ FreeBSD は、自由に利用できる X11 サーバを使うことによって、 安価なデスクトップとなります。 FreeBSD では、標準的な GNOME および KDE グラフィカルユーザインタフェースを含む、 数多くのオープンソースのデスクトップ環境を選択できます。 FreeBSD は、 中央のサーバから"ディスクレス"でもブート可能であり、 個々のワークステーションを安価で、 容易に管理することさえ可能にします。 * _ソフトウェア開発:_ 基本的な FreeBSD システムには、完全な C/C++ コンパイラやデバッガスイートを含む完全な開発ツールがついてきます。 他の多くの言語へのサポートも ports および package コレクションから利用できます。 @@ -116,7 +117,7 @@ FreeBSD は、 先進的な機能、高いセキュリティ、および定期 * http://www.citrix.com/[Citrix] - NetScaler の一連のセキュリティアプライアンスは、 FreeBSD シェルとともに 4-7 レイヤのロードバランス、 コンテントキャシュ、アプリケーションファイアウォール、 セキュリティ VPN およびモバイルクライド・ネットワークアクセスを提供します。 * https://www.emc.com/isilon[Dell EMC Isilon] - Isilon 社のエンタープライズストレージアプライアンスは、FreeBSD ベースです。 寛大な FreeBSD ライセンスのおかげで、Isilon は、 彼らの知的財産物をカーネルに統合することができるため、 オペレーティングシステムではなく、 製品そのものに焦点を当てた開発が可能となっています。 * http://www.quest.com/KACE[Quest KACE] - KACE システム管理アプライアンスでは、 FreeBSD が用いられています。信頼性、 スケーラビリティおよび継続的な開発をサポートしているコミュニティが評価され採用されています。 -* http://www.ixsystems.com/[iXsystems] - 統合ストレージアプライアンスの TrueNAS シリーズは FreeBSD ベースです。 商用の製品に加え、iXsystems は、オープンソースプロジェクトの TrueOS および FreeNAS の開発も運営しています。 +* http://www.ixsystems.com/[iXsystems] - 統合ストレージアプライアンスの TrueNAS シリーズは FreeBSD ベースです。 * http://www.juniper.net/[Juniper] - Juniper のすべてのネットワークギア (ルータ、スイッチ、セキュリティおよびネットワークアプライアンス) を動かしている JunOS オペレーティングシステムは、 FreeBSD ベースです。 Juniper は、FreeBSD プロジェクトと商用製品を提供しているベンダとの間で協力関係が成功している数多くのベンダのひとつです。 将来 FreeBSD の新しい機能を JunOS へと統合する際の複雑さを減らすため、 Juniper で作成された改良点は、FreeBSD に取り込まれています。 * http://www.mcafee.com/[McAfee] - Sidewinder などの McAfee エンタープライズファイアウォール製品のベースである SecurOS は FreeBSD ベースです。 * http://www.netapp.com/[NetApp] - ストレージアプライアンスの Data ONTAP GX シリーズは、FreeBSD ベースです。 NetApp は、新しい BSD ライセンスのハイパーバイザである bhyve などの数多くの機能を FreeBSD プロジェクトに還元しています。 @@ -134,12 +135,13 @@ FreeBSD は、 先進的な機能、高いセキュリティ、および定期 また、FreeBSD は関連したオープンソースプロジェクトを数多く生み出しています。 * http://bsdrp.net/[BSD Router] - 広く使われているエンタープライズルータの置き換えとなるような FreeBSD ベースのルータで、標準的な PC ハードウェアで動作するように設計されています。 -* http://www.freenas.org/[FreeNAS] - ネットワークファイルサーバアプライアンスとして使用するように設計されたカスタマイズ版の FreeBSD です。 UFS および ZFS ファイルシステムの両方を簡単に管理できるように python ベースのウェブインタフェースを提供しています。 NFS, SMB/CIFS, AFP, FTP および iSCSI に対応しており、 FreeBSD jail ベースの拡張プラグインシステムも提供しています。 +* https://www.truenas.com/[TrueNAS] は、ネットワークアタッチトストレージ (NAS) ソフトウェアです。 +データの共有およびランサムウェアやマルウェアといった現代の脅威からデータを保護します。 +TrueNAS を使うことで、ユーザおよびクライアントデバイスは、仮想化および共有プロトコルを通して共有データに容易にアクセスできます。 * https://ghostbsd.org/[GhostBSD] - は、FreeBSD から派生しました。 GhostBSD は、GTK 環境を使用し、 美しい見た目や使い勝手の良さを現代の BSD プラットフォームに実現し、 自然でネイティブな UNIX(R) 環境を提供します。 * http://mfsbsd.vx.sk/[mfsBSD] - メモリから完全に実行可能な FreeBSD システムのイメージを構築するためのツールキットです。 -* http://www.nas4free.org/[NAS4Free] - PHP によるウェブインタフェースを搭載した FreeBSD ベースのファイルサーバのディストリビューションです。 +* https://xigmanas.com/[XigmaNAS] - PHP によるウェブインタフェースを搭載した FreeBSD ベースのファイルサーバのディストリビューションです。 * http://www.opnsense.org/[OPNSense] - OPNsense は、オープンソースの使いやすく構築が簡単な FreeBSD ベースのファイアウォールおよびルータのプラットフォームです。 OPNsense は、 高価な商用のファイアウォールや標準で利用可能なほとんどの機能を持っています。 オープンで検証可能なソースと共に、 商品が提供している豊富な機能のセットを提供します。 -* https://www.trueos.org[TrueOS] - TrueOS は、FreeBSD の伝説的なセキュリティおよび安定性に基づいています。 TrueOS は、FreeBSD-CURRENT をベースとしており、 最新のドライバ、セキュリティアップデート、 および利用可能な package とともに提供されます。 * https://www.midnightbsd.org[MidnightBSD] - は、 BSD から派生したオペレーティングシステムで、 デスクトップユーザを念頭において開発されています。 このオペレーティングシステムには、 メール、ウェブブラウザ、ワードプロセッサ、ゲームといった、 日々の生活で必要と思われるすべてのソフトウェアが含まれています。 * https://nomadbsd.org[NomadBSD] - は、FreeBSD ベースの USB フラッシュドライブのための永続的な live システムです。 ハードウェアを自動的に認識してセットアップを行い、すぐにデスクトップシステムとして使えるように設定します。 @@ -187,15 +189,26 @@ FreeBSD プロジェクトの目的は、いかなる用途にも使用でき、 [[development]] === FreeBSD の開発モデル -FreeBSD の開発は非常に開かれた、柔軟性のあるプロセスです。 extref:{contributors}[貢献者リスト] を見ていただければわかるとおり、 FreeBSD は文字通り世界中の何千という人々の努力によって開発されています。 FreeBSD の開発環境は、 この何千という開発者がインターネット経由で共同作業できるようになっているのです。 新しい開発者はいつでも大歓迎ですので、link:{freebsd-hackers} にメールを送ってください。 {freebsd-announce} もありますので、他の FreeBSD ユーザに自分のやっていることを宣伝したい時にはどうぞ使ってください。 +FreeBSD の開発は非常に開かれた、柔軟性のあるプロセスです。 +extref:{contributors}[貢献者リスト] を見ていただければわかるとおり、FreeBSD は文字通り世界中の何千という人々の努力によって開発されています。 +FreeBSD の開発環境は、この何千という開発者がインターネット経由で共同作業できるようになっているのです。 +新しい開発者はいつでも大歓迎ですので、link:{freebsd-hackers} にメールを送ってください。 +{freebsd-announce} もありますので、他の FreeBSD ユーザに自分のやっていることを宣伝したい時にはどうぞ使ってください。 あと、FreeBSD プロジェクトとその開発プロセスについて、 どなたにも知っていていただきたいのは以下のようなことです。 -SVN リポジトリ[[development-cvs-repository]]:: -長年にわたり FreeBSD のソースツリーは、 ソースコード管理用のフリーソフトウェアである http://www.nongnu.org/cvs/[CVS] (Concurrent Versions System) によってメンテナンスされてきました。 2008 年 6 月、プロジェクトはソースコード管理のシステムを http://subversion.tigris.org[SVN] (Subversion) に移行しました。 ソースツリーの急速な増加や、 これまでに蓄積された膨大な量の履歴によって、 CVS の持つ技術的な限界が明かになってきたためです。 ドキュメンテーションプロジェクトと Ports Collection リポジトリも、それぞれ 2012 年 5 月と 7 月に CVS から SVN へと移行しました。 FreeBSD `src/` リポジトリを取得するための情報は crossref:cutting-edge[synching,ソースコードの入手] の章を、 FreeBSD Ports Collection を取得するための詳細については crossref:ports[ports-using,Ports Collecti on の利用] の章をご覧ください。 +Git リポジトリ[[development-cvs-repository]]:: +長年にわたり FreeBSD のソースツリーは、 ソースコード管理用のフリーソフトウェアである http://www.nongnu.org/cvs/[CVS] (Concurrent Versions System) によってメンテナンスされてきました。 +2008 年 6 月、プロジェクトはソースコード管理のシステムを https://subversion.apache.org[SVN] (Subversion) に移行しました。 +ソースツリーの急速な増加や、これまでに蓄積された膨大な量の履歴によって、CVS の持つ技術的な限界が明かになってきたためです。 +ドキュメンテーションプロジェクトと Ports Collection リポジトリも、それぞれ 2012 年 5 月と 7 月に CVS から SVN へと移行しました。 +そして 2020年 12 月、プロジェクトは https://www.freebsd.org/status/report-2020-10-2020-12.html#Git-Migration-Working-Group[ソースおよびドキュメンテーションのリポジトリ] を https://git-scm.com/[Git] へ移行し、2021 年 4 月に https://www.freebsd.org/status/report-2021-04-2021-06/#_git_migration_working_group[Ports] を移行しました。 +FreeBSD `src/` リポジトリを取得するための情報は crossref:cutting-edge[synching,ソースコードの入手] の章を、 FreeBSD Ports Collection を取得するための詳細については crossref:ports[ports-using,Ports Collection の利用] の章をご覧ください。 ソースツリー管理者[[development-committers]]:: -_コミッター (committers)_ は Subversion ツリーへの_書き込み権限_を持っている人、 FreeBSD のソースに変更を加えることができる人です (リポジトリに変更を加えるには、ソースをコントロールする `commit` というコマンドを使うので、 これらの人々は英語では "committers" と呼ばれます)。 もしバグを見つけたのであれば、link:https://bugs.FreeBSD.org/submit/[障害報告データベース] に提出してください。 FreeBSD メーリングリスト、IRC チャネルまたはフォーラムは、 その問題がバグかどうかを確認する助けとなりますので、 障害報告を提出する前に、 これらを使って確認してください。 +_コミッター (committers)_ は Git リポジトリへの_push 権限_を持っている人、FreeBSD のソースに変更を加えることができる人です (リポジトリに変更を加えるには、ソースをコントロールする `commit` というコマンドを使うので、これらの人々は英語では "committers" と呼ばれます)。 +もしバグを見つけたのであれば、link:https://bugs.FreeBSD.org/submit/[障害報告データベース] に提出してください。 +FreeBSD メーリングリスト、IRC チャネルまたはフォーラムは、その問題がバグかどうかを確認する助けとなりますので、障害報告を提出する前に、これらを使って確認してください。 FreeBSD コアチーム[[development-core]]:: _FreeBSD コアチーム_ は FreeBSD プロジェクトが会社だとすると取締役会にあたるものです。 コアチームとして一番重要な役割は FreeBSD プロジェクトが全体としてよい方向に向かっていることを確認することです。 責任感あふれる開発者を上記のソースツリー管理者として招くこと、 また仕事上の都合などでコアチームをやめた人たちの後任を見つけることもコアチームの役割です。 現在のコアチームは FreeBSD 開発者 (committer) の中から 2020 年 6 月に選挙によって選出されました。 コアチームを選出するための選挙は、2 年ごとに行なわれています。 @@ -209,7 +222,8 @@ _FreeBSD コアチーム_ は FreeBSD プロジェクトが会社だとすると その他のコントリビュータ:: 最後になりますが、 もっとも重要で多数をしめる開発者はフィードバックやバグフィクスをどんどん送ってくれるユーザ自身です。 FreeBSD の開発に関わっていきたいという人は、 議論の場である {freebsd-hackers} に参加するとよいでしょう。 FreeBSD 関連メーリングリストに関する詳細は、 crossref:eresources[eresources,インターネット上のリソース] をご覧ください。 + -extref:{contributors}[FreeBSD への貢献者リスト] は日に日に長くなっています。 あなたも今日、何か送ることからはじめてみませんか? +extref:{contributors}[FreeBSD への貢献者リスト] は日に日に長くなっています。 +あなたも今日、何か送ることからはじめてみませんか? + もちろん FreeBSD に貢献するには、 コードを書くほかにもいろいろな方法があります。 助けが求められている分野については、link:https://www.FreeBSD.org/[FreeBSD プロジェクトのウェブサイト] をご覧ください。 @@ -224,12 +238,19 @@ FreeBSD では基本配布セットに加え、 移植されたソフトウェ === ドキュメント -サポートが行われているすべての FreeBSD では、システムの最初のセットアップ時に、 インストーラ上で、ドキュメントを [.filename]#/usr/local/shared/doc/freebsd# 以下にインストールすることを選択できます。 システムのインストール後でも、 crossref:cutting-edge[doc-ports-install-package,「ports を用いたドキュメンテーションのアップデート」] に記述されている package を使うことで、いつでもドキュメントをインストールできます。 これらのローカルにインストールされたドキュメントは、HTML ブラウザを使って以下の URL から参照できます。 +サポートが行われているすべての FreeBSD では、システムのセットアップ時にインストーラを使って、ドキュメントを [.filename]#/usr/local/share/doc/freebsd# 以下にインストールできます。 +システムのインストール後でも、package を使うことで、いつでもドキュメントをインストールできます。 +[source,shell] +.... +# pkg install en-freebsd-doc +.... +各言語用にローカライズされたバージョンをインストールするには、"en" の部分を使用する言語のコードに置き換えてください。 +ローカルにインストールされたドキュメントは、HTML ブラウザを使って以下の URL から参照できます。 FreeBSD ハンドブック (英文オリジナル):: -link:file://localhost/usr/local/shared/doc/freebsd/handbook/index.html[/usr/local/shared/doc/freebsd/handbook/index.html] +[.filename]#link:file:///usr/local/share/doc/freebsd/en/books/handbook/book.html[/usr/local/share/doc/freebsd/en/books/handbook/book.html]# FreeBSD に関する FAQ (英文オリジナル):: -link:file://localhost/usr/local/shared/doc/freebsd/faq/index.html[/usr/local/shared/doc/freebsd/faq/index.html] +[.filename]#link:file://localhost/usr/local/share/doc/freebsd/en/books/faq/book.html[/usr/local/share/doc/freebsd/en/books/faq/book.html]# -また、link:https://www.FreeBSD.org/[https://www.FreeBSD.org/] にはマスタ (かなり頻繁に更新されます) がありますので、 こちらも参照してください。 +最新版は常に link:https://www.FreeBSD.org/[https://www.FreeBSD.org/] にありますので、こちらも参照してください。