git: 8f51012a2a - main - ja/handbook: Update mirrors chapter
- Go to: [ bottom of page ] [ top of archives ] [ this month ]
Date: Mon, 07 Feb 2022 02:14:55 UTC
The branch main has been updated by ryusuke: URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=8f51012a2abf7c52c64b8e630a5efd750b12b8d6 commit 8f51012a2abf7c52c64b8e630a5efd750b12b8d6 Author: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> AuthorDate: 2022-02-07 02:14:34 +0000 Commit: Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org> CommitDate: 2022-02-07 02:14:34 +0000 ja/handbook: Update mirrors chapter 4a47cb4f41 -> a987bb623c --- .../content/ja/books/handbook/mirrors/_index.adoc | 176 ++++++--------------- 1 file changed, 51 insertions(+), 125 deletions(-) diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/mirrors/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/mirrors/_index.adoc index 8edc6f8bb4..8e380e887b 100644 --- a/documentation/content/ja/books/handbook/mirrors/_index.adoc +++ b/documentation/content/ja/books/handbook/mirrors/_index.adoc @@ -357,7 +357,7 @@ FreeBSD を anonymous FTP から入手する場合には、近くのサイトを 問題がある場合は、このドメインのホストマスタ `<{mirrors-ireland-email}>` 宛にお問い合わせください。 -* {mirrors-ireland-ftp} (ftp / rsync) +* {mirrors-ireland-ftp} (ftp / rsync) [[japan]] *{mirrors-japan}* @@ -414,7 +414,7 @@ FreeBSD を anonymous FTP から入手する場合には、近くのサイトを 問題がある場合は、このドメインのホストマスタ `<{mirrors-norway-email}>` 宛にお問い合わせください。 -* {mirrors-norway-ftp} (ftp / rsync) +* {mirrors-norway-ftp} (ftp / rsync) [[poland]] *{mirrors-poland}* @@ -423,8 +423,7 @@ FreeBSD を anonymous FTP から入手する場合には、近くのサイトを * {mirrors-poland-ftp} * ftp2.pl.FreeBSD.org -* {mirrors-netherlands-ftp-http} - + [[russia]] *{mirrors-russia}* @@ -544,120 +543,77 @@ FreeBSD を anonymous FTP から入手する場合には、近くのサイトを [[git-intro]] === はじめに -2020 年 12 月から、FreeBSD はソースコード、ドキュメントのすべてを管理するメインのバージョン管理システムに git を使っています。 -2021 年 4 月から、FreeBSD は Ports Collection のすべてを管理するバージョン管理システムに git を使っています。 +2020 年 12 月、FreeBSD はソースコード、ドキュメントのすべてを管理するメインのバージョン管理システムを git に移行しました。 +2021 年 4 月、FreeBSD は Ports Collection のすべてを管理するバージョン管理システムを git に移行しました。 [NOTE] ==== 一般的には Git は開発用ツールです。 -ユーザによっては、FreeBSD ベースシステムのアップデートに `freebsd-update` (crossref:cutting-edge[updating-upgrading-freebsdupdate,“FreeBSD Update”])、 -FreeBSD Ports Collection のアップデートに `portsnap` (crossref:ports[ports-using,“Ports Collection の利用”]) を好んで使用するでしょう。 +ユーザは好みに合わせて、FreeBSD ベースシステムのアップデートに `freebsd-update` (crossref:cutting-edge[updating-upgrading-freebsdupdate,“FreeBSD Update”])、 +FreeBSD Ports Collection のアップデートに `portsnap` (crossref:ports[ports-using,“Ports Collection の利用”]を使用できます。 ==== -この章では、FreeBSD 上への Git のインストール方法および、 -FreeBSD リポジトリのローカルコピーの作成方法について説明します。 -Git の使用方法についても紹介します。 +この章では、FreeBSD への Git のインストール方法および FreeBSD ソースコードリポジトリのローカルコピーの作成方法について説明します。 [[git-install]] === インストール -package を使って Git をインストールできます。 +Ports Collection または package を使って Git をインストールできます。 [source,shell] .... # pkg install git .... -Ports Collection からも Git をインストールできます。 - -[source,shell] -.... -# cd /usr/ports/devel/git -# make install clean -.... - [[git-usage]] === Git の実行 -ソースコードをローカルディレクトリに新しくコピーするには、`git` を使ってください。 +ソースコードをローカルディレクトリに新しくコピーするには、`git clone` を使ってください。 このファイルのあるディレクトリのことを _ワークツリー_ と呼びます。 -[WARNING] -==== - -コピー先のディレクトリが既に存在する場合は、`git clone` をはじめて使う前にディレクトリを移動するか削除してください。 -git 以外の方法で用意されたディレクトリに対するリポジトリのクローンは失敗するでしょう。 -==== - -Git は、リポジトリの指定に _protocol://hostname/path_ 形式の URL を用います。 -path の最初でアクセスする FreeBSD リポジトリを指定します。 +Git は、リポジトリの指定に URL を用います。 リポジトリには `base`, `doc` および `ports` の 3 種類あります。 `base` は FreeBSD ベースシステムのソースコード、`doc` はドキュメント、そして `ports` は FreeBSD Ports Collection のリポジトリです。 -たとえば、`https://git.FreeBSD.org/src.git` という URL は、`https` プロトコルによる src リポジトリの main ブランチを示します。 +これら 3 つのリポジトリはすべて HTTPS および SSH という 2 つの異なるプロトコル経由でアクセスできます。 +たとえば、`https://git.FreeBSD.org/src.git` という URL は、`https` プロトコルによる `src` リポジトリの main ブランチを示します。 [[git-url-table]] .FreeBSD Git リポジトリの URL テーブル [options="header,footer"] |======================================================= |項目 | Git URL -| ウェブベースの src リポジトリブラウザ | `https://cgit.freebsd.org/src` -| HTTPS 経由の読み取り専用 src リポジトリ | `https://git.freebsd.org/src.git` -| Anonymous ssh による読み取り専用 src リポジトリ | `ssh://anongit@git.freebsd.org/src.git` -| コミッタのための読み取り/書き込み用 src リポジトリ | `ssh://git@gitrepo.freebsd.org/src.git` (*) -| ウェブベースの doc リポジトリブラウザ | `https://cgit.freebsd.org/doc` -| HTTPS 経由の読み取り専用 doc リポジトリ | `https://git.freebsd.org/doc.git` -| Anonymous ssh による読み取り専用 doc リポジトリ | `ssh://anongit@git.freebsd.org/doc.git` -| コミッタのための読み取り/書き込み用 doc リポジトリ | `ssh://git@gitrepo.freebsd.org/doc.git` (*) -| ウェブベースの ports リポジトリブラウザ | `https://cgit.freebsd.org/ports` -| HTTPS 経由の読み取り専用 ports リポジトリ| `https://git.freebsd.org/ports.git` -| Anonymous ssh による読み取り専用 ports リポジトリ | `ssh://anongit@git.freebsd.org/ports.git` -| コミッタのための読み取り/書き込み用 ports リポジトリ | `ssh://git@gitrepo.freebsd.org/ports.git` (*) +| HTTPS 経由の読み取り専用 src リポジトリ | `https://git.FreeBSD.org/src.git` +| Anonymous ssh による読み取り専用 src リポジトリ | `ssh://anongit@git.FreeBSD.org/src.git` +| HTTPS 経由の読み取り専用 doc リポジトリ | `https://git.FreeBSD.org/doc.git` +| Anonymous ssh による読み取り専用 doc リポジトリ | `ssh://anongit@git.FreeBSD.org/doc.git` +| HTTPS 経由の読み取り専用 ports リポジトリ| `https://git.FreeBSD.org/ports.git` +| Anonymous ssh による読み取り専用 ports リポジトリ | `ssh://anongit@git.FreeBSD.org/ports.git` |======================================================= - - (*) `git` は、リポジトリサーバ上の特別なユーザです。 -リポジトリサーバは、FreeBSD.org に登録されている ssh 鍵からユーザを識別するので、変更する必要はありません。 - -[WARNING] -==== -git への移行完了後、`gitrepo.freebsd.org` は単純な `repo.freebsd.org` に変更される予定です。 -==== - -利用開始には、FreeBSD リポジトリを clone してください。 - -[source,shell] -.... -# git clone -o freebsd [ -b branch ] https://git.FreeBSD.org/repo.git wcdir -.... - -ここで -* _repo_ は、プロジェクトリポジトリの `src`, `ports`, または `doc` のどれかになります。 -* _branch_ は、使用しているリポジトリに依存します。 -`ports` および `doc` では、ほとんどの変更が `main` ブランチで行われる一方で、`src` では -CURRENT の最新版を `main` で管理し、各 -STABLE ブランチの最新版を `stable/12` (12._x_) および `stable/13` (13._x_) で管理しています。 -* _wcdir_ は、指定したブランチの内容が置かれるターゲットディレクトリです。 -通常、`ports` では [.filename]#/usr/ports#、 `src` では [.filename]#/usr/src#、そして `doc` では [.filename]#/usr/doc# です。 -* _freebsd_ は、使用する origin の名前です。 -FreeBSD のドキュメントの慣例で、origin は `freebsd` とします。 +プロジェクトのメンバーが管理する外部のミラーも存在します。 +<<external-mirrors>> の節を参照してください。 -この例では、FreeBSD リポジトリからシステムのソースの 'main' ブランチを HTTPS プロトコルを用いてチェックアウトし、ローカルのワーキングコピーを [.filename]#/usr/src# に作成します。 -もし、[.filename]#/usr/src# がすでに存在していて、`git` により作成されたものでなければ、チェックアウトの前に、名前を変更するか削除しておいてください。 -そうでなければ、git は何も行わないでしょう。 +FreeBSD システムのソースコードリポジトリを clone するには、以下のコマンドを実行してください。 [source,shell] .... # git clone -o freebsd https://git.FreeBSD.org/src.git /usr/src .... +ここで `-o freebsd` オプションは origin を指定します。 +FreeBSD のドキュメントの慣例で、origin は `freebsd` とします。 初めてチェックアウトする際には、リモートリポジトリのすべてのブランチをダウンロードするので時間がかかります。 -初めてのチェックアウト後は、 以下を実行することでローカルのワーキングコピーをアップデートできます。 - +ワーキングツリーには最初、CURRENT に対応する `main` ブランチのソースコードがダウンロードされます。 +13-STABLE に変更するには以下のように実行してください。 [source,shell] .... -# cd wcdir -# git pull --rebase +# cd /usr/src +# git checkout stable/13 .... -この例で作成された [.filename]#/usr/src# をアップデートするには、以下のようになります。 +ワーキングツリーは、`git pull` によりアップデートできます。 +上記の例で作成された [.filename]#/usr/src# をアップデートするには、以下のようになります。 [source,shell] .... @@ -667,85 +623,55 @@ FreeBSD のドキュメントの慣例で、origin は `freebsd` とします。 チェックアウトと比較すると、このアップデートでは変更点のあるファイルのみが転送されるので高速です。 -プロジェクトのメンバーが管理する外部のミラーも存在します。 -<<external-mirrors>> の節を参照してください。 - -=== SSH 関連情報 - -* `ssh://${user}@${url}/${repo}.git` は、`${user}@${url}:${repo}.git` と書くこともできます。すなわち git 上では以下の二つの URL は両方とも使えます。 --- -** `ssh://anongit@git.freebsd.org/${repo}.git` -** `anongit@git.freebsd.org:${repo}.git` - -読み書き用リポジトリでも同様です。 - -** `ssh://git@(git)repo.freebsd.org/${repo}.git` -** `git@(git)repo.freebsd.org:${repo}.git` --- - -* gitrepo.FreeBSD.org ホスト鍵のフィンガープリントは以下です。 -** ECDSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:seWO5D27ySURcx4bknTNKlC1mgai0whP443PAKEvvZA` です。 -** ED25519 鍵のフィンガープリントは `SHA256:lNR6i4BEOaaUhmDHBA1WJsO7H3KtvjE2r5q4sOxtIWo` です。 -** RSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:f453CUEFXEJAXlKeEHV+ajJfeEfx9MdKQUD7lIscnQI` です。 - -* git.FreeBSD.org ホスト鍵のフィンガープリントは以下です。 -** ECDSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:/UlirUAsGiitupxmtsn7f9b7zCWd0vCs4Yo/tpVWP9w` です。 -** ED25519 鍵のフィンガープリントは `SHA256:y1ljKrKMD3lDObRUG3xJ9gXwEIuqnh306tSyFd1tuZE` です。 -** RSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:jBe6FQGoH4HjvrIVM23dcnLZk9kmpdezR/CvQzm7rJM` です。 - -これらは DNS の SSHFP レコードとしても公開されています。 - === ウェブベースのリポジトリブラウザ -FreeBSD プロジェクトは、現在 cgit をウェブベースのリポジトリブラウザ (https://cgit.freebsd.org/) として使用しています。 -各リポジトリの URL は、<<git-url-table>> にまとめられています。 - -=== ユーザ向けの説明 - -公式の配布用のミラーから`git clone` および `git pull` することが推奨されています。 -GeoDNS により、近くの利用可能なミラーがユーザに提供されます。 +FreeBSD プロジェクトは、現在 cgit をウェブベースのリポジトリブラウザ (link:https://cgit.FreeBSD.org/[https://cgit.FreeBSD.org/]) として使用しています。 === 開発者向けの説明 -extref:{committers-guide}[Committer's Guide, git-mini-primer] をご覧ください。 +リポジトリへの書き込みアクセスについてはの詳細は、extref:{committers-guide}[Committer's Guide, git-mini-primer] をご覧ください。 [[external-mirrors]] === 外部ミラー -FreeBSD.org は以下のミラーを管理しておらず、プロジェクトのメンバーが現在も維持しています。 +FreeBSD.org は以下のミラーを管理していませんが、プロジェクトのメンバーが現在も維持しています。 ユーザおよび開発者は自由にこれらのミラーのリポジトリを pull したりブラウザで見ることができます。 -これらのミラーとのプロジェクトワークフローは議論中です。 +`doc` GitHub リポジトリへの pull request は accept されますが、 +それ以外について、これらのミラーとのプロジェクトワークフローは議論中です。 -==== Codeberg +Codeberg:: - doc: https://codeberg.org/FreeBSD/freebsd-doc - ports: https://codeberg.org/FreeBSD/freebsd-ports - src: https://codeberg.org/FreeBSD/freebsd-src -==== GitHub +GitHub:: - doc: https://github.com/freebsd/freebsd-doc - ports: https://github.com/freebsd/freebsd-ports - src: https://github.com/freebsd/freebsd-src -==== GitLab +GitLab:: - doc: https://gitlab.com/FreeBSD/freebsd-doc - ports: https://gitlab.com/FreeBSD/freebsd-ports - src: https://gitlab.com/FreeBSD/freebsd-src === メーリングリスト -FreeBSD プロジェクトにおける git の一般的な使用方法や質問について: https://lists.freebsd.org/subscription/freebsd-git[freebsd-git] +FreeBSD プロジェクトにおける git の一般的な使用方法や質問についてのメインのメーリングリストは https://lists.freebsd.org/subscription/freebsd-git[freebsd-git] です。 +コミットメッセージの一覧などの詳細については、crossref:handbook/eresources[eresources-mail, メーリングリスト] の章をご覧ください。 + +=== SSH ホスト鍵 -コミットメッセージは以下のメーリングリストに送信されます。 +* gitrepo.FreeBSD.org ホスト鍵のフィンガープリント: +** ECDSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:seWO5D27ySURcx4bknTNKlC1mgai0whP443PAKEvvZA` です。 +** ED25519 鍵のフィンガープリントは `SHA256:lNR6i4BEOaaUhmDHBA1WJsO7H3KtvjE2r5q4sOxtIWo` です。 +** RSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:f453CUEFXEJAXlKeEHV+ajJfeEfx9MdKQUD7lIscnQI` です。 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-doc-all[dev-commits-doc-all]: doc リポジトリに対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-ports-all[dev-commits-ports-all]: ports リポジトリに対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-ports-main[dev-commits-ports-main]: ports リポジトリの "main" ブランチに対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-ports-branches[dev-commits-ports-branches]: ports リポジトリの quarterly ブランチに対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-src-all[dev-commits-src-all]: src リポジトリに対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-src-main[dev-commits-src-main]: src リポジトリの "main" ブランチ (FreeBSD-CURRENT ブランチ) に対するすべての変更 -- https://lists.freebsd.org/scubsciption/listinfo/dev-commits-src-branches[dev-commits-src-branches]: src リポジトリの stable ブランチに対するすべての変更 +* git.FreeBSD.org ホスト鍵のフィンガープリント: +** ECDSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:/UlirUAsGiitupxmtsn7f9b7zCWd0vCs4Yo/tpVWP9w` です。 +** ED25519 鍵のフィンガープリントは `SHA256:y1ljKrKMD3lDObRUG3xJ9gXwEIuqnh306tSyFd1tuZE` です。 +** RSA 鍵のフィンガープリントは `SHA256:jBe6FQGoH4HjvrIVM23dcnLZk9kmpdezR/CvQzm7rJM` です。 -詳細については、ハンドブックの C.2. 「メーリングリスト」 crossref:handbook/eresources/[eresources-mail, Mailing lists] の "コミットメッセージリスト" の節を参照してください。 +これらは DNS の SSHFP レコードとしても公開されています。 [[svn]] == Subversion の利用