From nobody Thu Dec 29 12:08:01 2022 X-Original-To: dev-commits-doc-all@mlmmj.nyi.freebsd.org Received: from mx1.freebsd.org (mx1.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:1]) by mlmmj.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTP id 4NjRwx5BGTz2l8QN for ; Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from mxrelay.nyi.freebsd.org (mxrelay.nyi.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:606c::19:3]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256 client-signature RSA-PSS (4096 bits) client-digest SHA256) (Client CN "mxrelay.nyi.freebsd.org", Issuer "R3" (verified OK)) by mx1.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4NjRwx4KP9z3snW; Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1672315681; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; bh=ynmOTz5Z7uYzhLPzY6JgTzlRoCMDrNmxxRV6YO+MkM0=; b=JdeQKQ2VqgkGPd54MbT+B4HqTSZe8QkNsU34jvVRmYujf+YYGg9ykuDZGvQDayomheI8O7 E3ERduX6us8H0t1na361rqYFtOhEeT+qyN8ZjCnZPQG6u1zNL7zVA4fxqZjtgTJQb7rv7b YVxCPzcBYyhn9WdoI3oS/ZNuJGI7ibE1lUEXXNyRNbreNDhXhsyCN+MpeLG3d+TsLs8fbb zOnadiWsQJauXUZCW5BtO7Wrdx3RCYnRy0o0wQRD8JKaWhVci1ocEBgF4uW6mMPAkXBTCT aHzVsPD+26P3Sc0+48b+7vdW4eek6LDVAF2zkgJbNNGTUZsGus1yAhsAy6JtNg== ARC-Message-Signature: i=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; d=freebsd.org; s=dkim; t=1672315681; h=from:from:reply-to:subject:subject:date:date:message-id:message-id: to:to:cc:mime-version:mime-version:content-type:content-type: content-transfer-encoding:content-transfer-encoding; bh=ynmOTz5Z7uYzhLPzY6JgTzlRoCMDrNmxxRV6YO+MkM0=; b=vbDlzlMkLyQn19IdmIsinmlGdWqR7Jge2MqoGxn+ij4pDM7oP7gnxmfjAW7jxBdAKCL+Yi 5hmIiLzUhQf0wyIr+xlxBuWKYctWITCYVMUd1utcPq1Y+aAcUda1ZnLPz0zXxdPk1vPdd8 Rwso6fkHoCLJErZjgPZOFShIo8nLodPsTsrVhJ6gyx3SYkMwRYq+6R/v1A3jhGboBk1fF0 NGbGKabAKoxph8xZn+LktNoXbWcfuf1rbMlNeecZIYUs365DNXVGcIvA+nRL7qWRKCVUBS aMr1byPLSGNDysixQztKj6h8cHzGzi1tG/0pXf8IRHhg4syMunTzN/oKNAm9QA== ARC-Authentication-Results: i=1; mx1.freebsd.org; none ARC-Seal: i=1; s=dkim; d=freebsd.org; t=1672315681; a=rsa-sha256; cv=none; b=OUw8hJ5uScEpEU/LQ7na+8OfUa3wNN3yCW05l1x4mN3NWf4WxGN9TpdV/ZyupwoUrOW5+g WyjAYC6rciVQKVO0eTgh/NNSxw8YvuUdOTgZMuhppsKZf64vKjImrTkC0UV/iB8e8LmDB7 jTpIJSxfhHBgVB9/oPL2gjlsu2iiGIOI6D8u8flTtdctqe6Sl36EJ63zg5lDHnSfLlM/Wk UAW7PwmfTWJGPVhDh/mfvu7qUimHj5sLBM7ROgkTQ2hlCKordwbn1eHy/VC09+K4xf2XPx ECBEh4k8YXieHowhkRe9KRUiDiB8V9CoDE0wgFCUnlZV7R+ElGRupm1eLfKXpw== Received: from gitrepo.freebsd.org (gitrepo.freebsd.org [IPv6:2610:1c1:1:6068::e6a:5]) (using TLSv1.3 with cipher TLS_AES_256_GCM_SHA384 (256/256 bits) key-exchange X25519 server-signature RSA-PSS (4096 bits) server-digest SHA256) (Client did not present a certificate) by mxrelay.nyi.freebsd.org (Postfix) with ESMTPS id 4NjRwx3DtlzSvM; Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 +0000 (UTC) (envelope-from git@FreeBSD.org) Received: from gitrepo.freebsd.org ([127.0.1.44]) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1) with ESMTP id 2BTC811C088258; Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 GMT (envelope-from git@gitrepo.freebsd.org) Received: (from git@localhost) by gitrepo.freebsd.org (8.16.1/8.16.1/Submit) id 2BTC81XG088256; Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 GMT (envelope-from git) Date: Thu, 29 Dec 2022 12:08:01 GMT Message-Id: <202212291208.2BTC81XG088256@gitrepo.freebsd.org> To: doc-committers@FreeBSD.org, dev-commits-doc-all@FreeBSD.org From: Ryusuke SUZUKI Subject: git: d6b2bffcd8 - main - ja/handbook: Update kernelconfig chapter List-Id: Commit messages for all branches of the doc repository List-Archive: https://lists.freebsd.org/archives/dev-commits-doc-all List-Help: List-Post: List-Subscribe: List-Unsubscribe: Sender: owner-dev-commits-doc-all@freebsd.org X-BeenThere: dev-commits-doc-all@freebsd.org MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=utf-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Git-Committer: ryusuke X-Git-Repository: doc X-Git-Refname: refs/heads/main X-Git-Reftype: branch X-Git-Commit: d6b2bffcd85ff87dd8eb7bbdbb6e386b3d7d6e15 Auto-Submitted: auto-generated X-ThisMailContainsUnwantedMimeParts: N The branch main has been updated by ryusuke: URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=d6b2bffcd85ff87dd8eb7bbdbb6e386b3d7d6e15 commit d6b2bffcd85ff87dd8eb7bbdbb6e386b3d7d6e15 Author: Ryusuke SUZUKI AuthorDate: 2022-12-29 12:07:35 +0000 Commit: Ryusuke SUZUKI CommitDate: 2022-12-29 12:07:35 +0000 ja/handbook: Update kernelconfig chapter 989d921f5d -> 5821e118dd --- .../ja/books/handbook/kernelconfig/_index.adoc | 25 ++++++++++++++++------ 1 file changed, 19 insertions(+), 6 deletions(-) diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/kernelconfig/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/kernelconfig/_index.adoc index c35442f8a7..8f08caeb8f 100644 --- a/documentation/content/ja/books/handbook/kernelconfig/_index.adoc +++ b/documentation/content/ja/books/handbook/kernelconfig/_index.adoc @@ -3,9 +3,12 @@ title: 第8章 FreeBSD カーネルのコンフィグレーション part: パートII. 日々の生活 prev: books/handbook/multimedia next: books/handbook/printing +description: この章では、FreeBSD カーネルの設定方法、いつカスタムカーネルの構築が必要になるか、ハードウェア一覧の作成方法、カーネルコンフィグレーションファイルのカスタマイズの方法などを扱っています。 +tags: ["configuring", "kernel", "custom kernel", "hardware requirements", "pciconf"] showBookMenu: true weight: 11 path: "/books/handbook/" +aliases: ["/ja/books/handbook/kernelconfig-custom-kernel/","/ja/books/handbook/kernelconfig-devices/","/ja/books/handbook/kernelconfig-config/","/ja/books/handbook/kernelconfig-building/","/ja/books/handbook/kernelconfig-trouble/"] --- [[kernelconfig]] @@ -79,7 +82,10 @@ endif::[] カスタムカーネルを構築する前に、再構築する理由を考えてください。 ある特定のハードウェアに対応する必要がある場合に、 そのハードウェアに対応するためのモジュールがすでに用意されていることがあります。 -カーネルモジュールは [.filename]#/boot/kernel# にあります。モジュールによっては man:kldload[8] により、 すでに実行中のカーネルに動的に読み込まれています。 ほとんどのカーネルドライバには、 読み込み可能なモジュールやマニュアルページが用意されています。 たとえば、man:ath[4] ワイヤレスイーサネットドライバのマニュアルページには以下のような記述があります。 +カーネルモジュールは [.filename]#/boot/kernel# にあります。 +モジュールによっては man:kldload[8] により、すでに実行中のカーネルに動的に読み込まれています。 +ほとんどのカーネルドライバには、読み込み可能なモジュールやマニュアルページが用意されています。 +たとえば、man:ath[4] ワイヤレスネットワークドライバのマニュアルページには以下のような記述があります。 [source,shell] .... @@ -147,7 +153,8 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardware Access Layer (HAL) カスタムカーネルのコンフィグレーションファイルを作成し、 カスタムカーネルを構築するには、 FreeBSD の全ソースツリーがまずインストールされている必要があります。 -もし [.filename]#/usr/src/# が存在していなかったり、空であれば、 カーネルのソースはインストールされていません。 crossref:mirrors[svn,「Subversion を使う」] で説明した Subversion を使ってソースをインストールしてください。 +もし [.filename]#/usr/src/# が存在していなかったり、空であれば、 カーネルのソースはインストールされていません。 +crossref:mirrors[git,「Git の利用」] で説明した Git を使ってソースをインストールしてください。 ソースをインストールしたら、 [.filename]#/usr/src/sys# を確認して下さい。 このディレクトリには、いくつものサブディレクトリがあります。 その中には、サポートされている各アーキテクチャ [.filename]#amd64#, [.filename]#i386#, [.filename]#powerpc# および [.filename]#sparc64# のサブディレクトリがあります。 各アーキテクチャのディレクトリ内部にあるファイルはすべてそのアーキテクチャでのみ使用されます。 残りのコードは、アーキテクチャに依存しない、 すべてのプラットフォームで共有されるコードです。 サポートされている各アーキテクチャには、 [.filename]#conf# サブディレクトリがあり、 そのアーキテクチャ用の [.filename]#GENERIC# カーネルコンフィグレーションファイルが用意されています。 @@ -161,7 +168,11 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardware Access Layer (HAL) これで、[.filename]#MYKERNEL# を ASCII テキストエディタで編集できます。 初心者に対してより簡単なエディタである ee も FreeBSD とともにインストールされていますが、 デフォルトのエディタは vi です。 -コンフィグレーションファイルのフォーマットはシンプルです。 各行はデバイスやサブシステム、引数、または簡単な説明を含んでいます。 `#` に続くテキストはすべてコメントとして扱われ、 無視されます。 カーネルからデバイスもしくはサブシステムのサポートを外すには、 対応する行の最初に `#` を入れてください。 理解していない行に対しては、`#` を追加したり削除しないでください。 +コンフィグレーションファイルのフォーマットはシンプルです。 +各行はデバイスやサブシステム、引数、または簡単な説明を含んでいます。 +`+#+` に続くテキストはすべてコメントとして扱われ、無視されます。 +カーネルからデバイスもしくはサブシステムのサポートを外すには、対応する行の最初に `+#+` を入れてください。 +理解していない行に対しては、`+#+` を追加したり削除しないでください。 [WARNING] ==== @@ -220,9 +231,9 @@ options IPDIVERT カスタムコンフィグレーションファイルを編集して保存したら、 カーネルのソースコードを以下の手順でコンパイルしてください。 [.procedure] -==== ++==== *Procedure: カーネルの構築* - ++ . 以下のディレクトリに移動してください。 + [source,shell] @@ -289,7 +300,9 @@ config: line 17: syntax error + [NOTE] ==== -カーネルの構築中にトラブルが起きた時には、 次回の構築で消されないように、 [.filename]#GENERIC# のコピーや他の正常に起動するカーネルを別の名前で保存するようにしてください。 _kernel.old_ は新しいカーネルをインストールする時に、 その一つ前にインストールした、 うまく動かないかもしれないカーネルで上書きされてしまうため、 起動するカーネルを保存しておくことは重要です。 できる限り早く以下のようにして、 正しく起動するカーネルを含むディレクトリ名に変更してください。 +カーネルのトラブルシューティングを行う時には、 [.filename]#GENERIC# といった正常に起動するカーネルのコピーを保存するようにしてください。 +_kernel.old_ は新しいカーネルをインストールする時に、その一つ前にインストールした、うまく動かないかもしれないカーネルで上書きされてしまうため、起動するカーネルを保存しておくことは重要です。 +できる限り早く以下のようにして、正しく起動するカーネルを含むディレクトリ名に変更してください。 [source,shell] ....