git: c9c1032c9a - main - ja/handbook: Upadate basic chapter

From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke_at_FreeBSD.org>
Date: Mon, 29 Aug 2022 14:44:56 UTC
The branch main has been updated by ryusuke:

URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=c9c1032c9ac48a8e498f732e2621f498c1f67e35

commit c9c1032c9ac48a8e498f732e2621f498c1f67e35
Author:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
AuthorDate: 2022-08-29 14:44:31 +0000
Commit:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
CommitDate: 2022-08-29 14:44:31 +0000

    ja/handbook: Upadate basic chapter
    
    c0e16f9d62 -> 42ee45d4cf
---
 .../content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc   | 42 +++++++++-------------
 1 file changed, 16 insertions(+), 26 deletions(-)

diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
index 3f36794947..b9b7ff07fe 100644
--- a/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
+++ b/documentation/content/ja/books/handbook/basics/_index.adoc
@@ -228,6 +228,12 @@ FreeBSD は BSD UNIX(R) の直系の子孫であり、 いくつかの鍵とな
 それはそのファイルの所有者 (owner) に対するもの、そのファイルが所属するグループ (group) に対するもの、 その他 (others) に対するものの 3 つです。
 これを数字を使って表現すると、次のようになります。
 
+[NOTE]
+====
+この節では、伝統的な UNIX(R) の許可属性について説明します。
+より細かいファイルシステムのアクセス制御に関しては、crossref:security[fs-acl,“アクセス制御リスト”] をご覧ください。
+====
+
 [.informaltable]
 [cols="1,1,1", frame="none", options="header"]
 |===
@@ -734,8 +740,6 @@ image::example-dir4.png[]
 
 image::example-dir5.png[]
 
-まったく同じではありませんが、これは MS-DOS(R) の `join` コマンドと似ています。
-
 通常は FreeBSD をインストールするときにファイルシステムを作成し、どこにマウントするか決定します。
 新しいディスクを追加することがなければ、それらを変更することはありません。
 
@@ -786,23 +790,24 @@ FreeBSD がメモリを使い果たしたときに、現在使用されていな
 |`d` パーティションは、 それに関連づけられた特別な意味を持っていましたが、 今は無いので、普通のパーティションとして動作するでしょう。
 |===
 
-ファイルシステムを含んだそれぞれのパーティションは、FreeBSD が _スライス_ と呼ぶものの中に格納されます。
-スライスは FreeBSD の用語で、 普通はパーティションと呼ばれるものです。
-もう一度言及しますが、これは FreeBSD の UNIX(R) 背景によるものです。
-スライスは 1 から 4 までの番号がつけられます。
+FreeBSD のディスクはスライスに分けられます。
+Windows(R) ではパーティションと呼ばれるもので、
+スライスには 1 から 4 までの番号がつけられます。
+スライスは、ファイルシステムを含むパーティションに分けられます。
+パーティションは文字で表されます。
 
 スライス番号は 1 から始まり `s` を前につけられて、デバイス名の後に続きます。
-したがって、"da0_s1_" は一番目の SCSI ドライブ上の 一番目のスライスです。
+したがって、"da0__s1__" は一番目の SCSI ドライブ上の 一番目のスライスです。
 ディスク上に四つの物理スライスだけが存在できます。
 しかし、 適切な種類の物理スライス内に論理スライスをもつことができます。
 これらの拡張されたスライス番号は 5 から始まります。
-したがって、 "ad0_s5_" は、一番目の IDE ディスク上の一番目の拡張スライスです。
+したがって、 "ad0__s5__" は、一番目の IDE ディスク上の一番目の拡張スライスです。
 これらのデバイスは、 スライスを占有することを予期するファイルシステムによって使用されます。
 
 スライスや "危険な専用" の物理ドライブ、 そして他のドライブは `a` から `h` までの文字として表される _パーティション_ を含んでいます。
 この文字はデバイス名に追加されます。
-したがって、 "da0_a_" は一番目の "危険な専用" da ドライブ上の a パーティションです。
-"ad1s3_e_" は、 二番目の IDE ディスク上の 三番目のスライス内にある五番目のパーティションです。
+したがって、 "da0__a__" は一番目の "危険な専用" `da` ドライブ上の `a` パーティションです。
+"ad1s3__e__" は、 二番目の IDE ディスク上の 三番目のスライス内にある五番目のパーティションです。
 
 最後に、システム上のそれぞれのディスクは識別されます。
 ディスク名はどの種類のディスクであるかを示す記号ではじまり、どのディスクかを示す数字が続きます。
@@ -956,9 +961,6 @@ man:mount[8] で説明されているように、このコマンドはたくさ
 
 `-o` には、 次のようなオプションを複数カンマで区切って指定できます。
 
-noexec::
-そのファイルシステム上のバイナリの実行を禁止します。 セキュリティのために有用なオプションです。
-
 nosuid::
 そのファイルシステム上の setuid や setgid フラグを解釈しません。 これもセキュリティのために有用なオプションです。
 
@@ -1009,7 +1011,6 @@ FreeBSD により実行されているシステムプロセスもたくさんあ
   298  p0  Ss     0:01.10 tcsh
  7078  p0  S      2:40.88 xemacs mdoc.xsl (xemacs-21.1.14)
 37393  p0  I      0:03.11 xemacs freebsd.dsl (xemacs-21.1.14)
-48630  p0  S      2:50.89 /usr/local/lib/netscape-linux/navigator-linux-4.77.bi
 72210  p0  R+     0:00.00 ps
   390  p1  Is     0:01.14 tcsh
  7059  p2  Is+    1:36.18 /usr/local/bin/mutt -y
@@ -1054,7 +1055,6 @@ Swap: 256M Total, 38M Used, 217M Free, 15% Inuse
  7078 nik        2   0 15280K 10960K select   2:54  0.88%  0.88% xemacs-21.1.14
   281 nik        2   0 18636K  7112K select   5:36  0.73%  0.73% XF86_SVGA
   296 nik        2   0  3240K  1644K select   0:12  0.05%  0.05% xterm
-48630 nik        2   0 29816K  9148K select   3:18  0.00%  0.00% navigator-linu
   175 root       2   0   924K   252K select   1:41  0.00%  0.00% syslogd
  7059 nik        2   0  7260K  4644K poll     1:38  0.00%  0.00% mutt
 ...
@@ -1068,7 +1068,7 @@ Swap: 256M Total, 38M Used, 217M Free, 15% Inuse
 man:top[1] を使うとデフォルトでプロセスが使っているメモリ容量を表示します。
 メモリ使用量の欄は 2 項目に分かれており、 一方は合計使用量、 そしてもう一方は実使用量です。
 合計使用量はアプリケーションが必要としているメモリ量で、実使用量はその時点で実際に使われているメモリ量です。
-この例では、man:getenv[3] がだいたい 30 MB の RAM を必要としていますが、 いまのところ 9 MB しか使っていないことが分かります。
+この例では、mutt がだいたい 8 MB の RAM を必要としていますが、 いまのところ 5 MB しか使っていないことが分かります。
 
 man:top[1] は自動的に 2 秒ごとに画面を更新します。
 `-s` 使うと更新間隔を変更することができます。
@@ -1331,16 +1331,6 @@ FreeBSD が起動するとき、ブートメッセージの大部分は検出さ
 
 FreeBSD におけるほとんどのデバイス、デバイスノードと呼ばれる [.filename]#/dev# にあるスペシャルファイルを通してアクセスしなければなりません。
 
-=== デバイスノードを作成する
-
-新しいデバイスをシステムにつけ足したり、 追加デバイスのサポートをコンパイルして加えたりするときは、 デバイスノードを作成しなければなりません。
-
-==== `DEVFS` (デバイスファイルシステム: Device File System)
-
-デバイスファイルシステム `DEVFS` は、 グローバルファイルシステム名前空間の中のカーネルデバイス名前空間へのアクセスを提供します。
-デバイスノードを手動で作成したり変更したりするのではなく、`DEVFS` が自動的にこの特別なファイルシステムを管理するのです。
-詳しくは man:devfs[5] マニュアルページをご覧ください。
-
 [[basics-more-information]]
 == さらに詳しい情報を得るには...